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暮らしをつくるDIY*スプンク

erisuke.exblog.jp
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2011年 03月 14日

3/14 地震のとき・・・

電車に乗っていました。

1時間ほど経った頃、非常口のドアが開けられ
乗務員さんが長い座席をとりはずして「すべり台」のように外に向けて設置、
そこから一人ずつすべって降りて外に出られました。

一番近い駅まで線路上を歩きました・・・が、

その時はこんなにも大変なことになっているとは全く気付かず、
少しすればまた電車が動くのだろうと とりあえずさらに2駅分歩きました。

着いた駅で駅員さんに聞いてみても「電車が動くメドは全くたっていません、歩いて線路を点検しています、このあたり一帯停電しています。」と言われ
そういえばもうそろそろ暗くなってきたのにどこの家の窓にも灯りがついてない!

いざという時の為にコンビニで食料を買っておこう、と思ったけれど閉まってる!

もうひとつのコンビニに行ったら、薄暗い中にお客さんがいっぱい。
でもパンもおにぎりもお弁当もひとつも無い、
とりあえずお菓子と飴玉を買ってからタクシー乗り場へ。

ずっと待っていたけれどタクシーもあまり来ないのです。
並んでいる人達の中で「○○方面の人いる?」と声をかけって
家が近くの人同士、あいのりして帰ることに。

ワタシも一緒に乗って帰れそうなおばちゃん3人見つけて、ほっとしました。
こんな時に一人だったら不安でたまりません、よかった、おばちゃん達ありがとう。

そんな時にワタシの後ろに並んでいた若い女性が寒さのせいでブルブル震えて
座り込んでしまって、とっても具合が悪そう・・・。

ワタシが「・・・どうしようどうしよう。」とオロオロしていると
後ろにいた若いお兄さんが「俺、あったかい飲みもの探してきます。」と走っていき
そのまた後ろの別のお兄さんが、自分の上着を脱いで女性の肩にふわりとかけてくれました。

本当に・・・皆やさしい人ばかり、ありがとう。

3時間くらい待ったところでやっとタクシーに乗れました。

女ばかり4人で乗りこむと、運転士さんが
「こんな時なのでラジオをつけさせてもらいます。」と言いました。

ワタシ達も一緒にラジオに耳をかたむけて、
そこで初めて亡くなった人がたくさんいるということを知って急に震えがきました。

家に10時過ぎに着いたけど、棚が倒れていたり花瓶が割れていたり
何よりヒカオが帰っていません。
電話もつながらないし余震はあるし、本当に不安でした。

ヒカオは無事夜中の2時に帰ってきたのでよかったけれど・・・

埼玉県のワタシでもこんなに不安を感じたのだもの、
被災地の人達はどれほどの不安かかえているのか・・・心配です。

by s-pnk | 2011-03-14 09:44 | 日々 | Comments(0)


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